RED

INNER SPACE

--- 2.RED ---


はじめに「RED」とは。
あるインディーズのバンド名です。(98〜01年活動)

Real(リアルな存在である)
Extreme(過激な存在である)
Drive(感動を与える存在である)


今回はREDのヴォーカル、YUNA君について語りたいと思います。

YUNA君がデビューしたのは95年、16歳の時で当時は香月優奈(かつきゆうな)という名義で活動していました。
清水聡(そう)君と「LAZY KNACK」というアイドルグループとして97年まで歌手活動を行なっていました。
そもそも私がYUNA君を知ったのは、LAZY KNACKが浅倉大介さんから楽曲提供を受けていた流れからです。
それも一年程度で終わってしまいましたが、『僕は僕の手で君を選んだ』という曲の「君」はどうやら彼のことを指しているらしいです。

僅か2年半で解散した理由としては、様々な憶測が流れました。
お互いの音楽性のズレだとか、二人が仲違いしたとか、聡君の実家の都合だとか、その他諸々の噂が。

晴れてソロとなったYUNA君は、翌年からREDとしての音楽活動を開始しました。
ところがこの活動内容がファンの度肝を抜きます。
グロイ、生臭い、恐ろしい、狂ってる、形容するならそんな感じでした。
詞の中身も作曲の仕方も兎に角表現が生々しい。
殺、殺意、最期、死、自殺、コナゴナ、壊、そんな単語は常用句。
全文を紹介できないのが残念ですが、私が知ってる15曲の中で特に好きな部分を挙げてみます。

・セロトニンキレル(RED)
・心捨てて楽になりたい(RED)
・怒りこそ生の証しだろ(Human)
・怒りドロドロ トルネード 精神分裂(Human)
・ごめんなさいね でも男だからしょうがない(しましょう)
・綺麗で華麗より 憂いを抱きしめて生きる人がいい(Pray)
・俺は死に美意識がある(サイコ)
・俺のように逃げないで生きてね(サイコ)
・オマエハイカレタフェチヤロー(Paranoia)
・次から次へと流れ出してく 君の赤がとても綺麗だった(Jesus)


そもそもLAZY KNACKの音楽がいかにも「アイドル」という感じで、二人のVIDEO(当時はDVDがまだ一般的ではありませんでした)を見てると何だかとても輝かしい未来が感じられましたが、ハッキリ言うとREDの雄々しいヴォーカルの方が寧ろ透明感があるように感じます。
当時の16歳とか17歳だった優奈君を初めて知った時、息を呑むほどの美少年だったと共に、見ていると鬱か躁必ずどっちかに激しく傾きました。
彼の先に、心底羨ましくなる様な未来が想像できたからです。

後で知ったのが、デビュー当時からのファンの方曰く「16歳の頃から、どこか闇があった」と。
最近のインタビューでは「破滅願望も強かった」と言ってます。
これは飽くまでも個人的な意見なんですが、いわゆる「女顔」の男性って性格は破壊的というか、いい意味で荒っぽい人が多い気がするんですが・・・。
でも彼の場合は、ちょっと意味が違ってくるような気もします。

因みに因んで。
鵜呑みにする気は更々ありませんが、自分を責めてアームカットした痕がPVで確認できるという噂さえ流れてます。

その後REDはLED.と名を変え活動していましたが、それを休止して元ΛuciferのYUKIさんとライブ活動等行なってました。
そして現在は元LUNA SEAのSUGIZOさんと「The FLARE」というバンドを結成し、そのヴォーカルとして精力的に楽曲制作・ライブ活動等に身を投じられてます。
The FLAREとしては近頃よく、V系音楽誌なんかで目にすることが出来ます。

The FLAREの音楽の方向性としては、主に反戦や平和を掲げているようですがファンの間では、
「浅い知識で下手に反戦唱えない方がいい」
「SUGIZOさんも好きだし、YUNA君についてきたい」
と意見も様々、あちこちで物議を醸しているみたいですが、個人的には「Positivity」のPVを見る限りでは「らしく」歌ってるなぁと思って聴いてました。

何かというと悶着や論議を呼ぶYUNA君ですが、どうも彼にはそういう物さえ相応するような気がします。
そのくせ妙に親近感の感じられる雰囲気がYUNA君の魅力の一つですかね〜。







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